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小児科医と地方議員(区議会議員)

2011-03-21
 小児科医と地方議員は両立可能なのか。私は可能と考えます。むしろ、時代を先取りしていると信じます。

 ヒブワクチンが認可され、任意接種として接種が始まった時、地方自治体にどのように公費補助を働きかけるのか、さまざまなアプローチがなされました。2008年の外来小児科学会の「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」のミニシンポジウムでも、医師ではない地方議員の方が出席され、いろいろと献身的な活動をなさっているお話しをされていました。
また、病児保育協議会でも病児保育を守るために、いかに地方自治体と折衝するか、いかに地方議員に働きかけるのか、毎回議論が行われているのです。

 子どもを守るために、子育て中のご両親を応援するために、献身的な活動を行っている小児科医は全国に少なくありません。しかし、現実にさまざまな障壁が子育て支援を行おうとすると小児科医の前に立ちふさがってきます。小児科医はあきらめるか、構想を縮小するか、地方議員にお願いするか、いくつかの選択肢を選ばなければなりませんでした。

 その選択肢の中に小児科医自らが地方議員になる、という答えもありえるのではないか、と私は考えます。
すでに中央区では病児保育も行っている小児科クリニックの先生が区議会議員として、精力的に活動されている先例もあります。
 
 小児科医が地方議員になることは、外来診療をやめて地方議員に転職するわけではありません。従来通り、外来診療を行いながら、議会があるときは、議員として公務にあたる。このような活動スタイルもありえるのではないか、と考えます。

 地方議員は定例議会と臨時議会で活動します。これは大切な公務であり、そのための準備、研鑽は大切です。しかし、一般診療の中で、ご両親やお子さま自身からさまざまなお話し、要望、問題点をお聞きして、それを区政にフィードバックさせることも大切なことです。医療、子育てに特化したスペシャリストの地方議員がいてもよいのではないか、と考えます。地方議員がみな普通に職を持ち、生活者として、議会に臨むことが私には地方自治そのものに思えるのですが。
カテゴリ :地方自治 トラックバック:(-) コメント:(-)
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