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6.30学術・医療健康講演会「がん医療のいま」に参加しました

2019-06-30
 6月30日(日)は、昭和大学上篠講堂で開催された、品川文化振興事業団主催の「がん医療のいま」に参加しました。講師は武見敬三参議院議員、明石定子昭和大乳腺外科准教授、中川恵一東京大放射線科准教授で、それぞれの専門的立場からがん治療についての講演がありました。

 まず、武見参院議員が登壇し、「活力ある健康長寿社会を目指して」の講演を行いました。もう2~3年後には団塊の世代が75歳以上になるので、それまでに地域包括システムの構築が大切だということ。そして、全国で健康寿命が最も長い山梨県は、読書が盛んな地域で、これは品川区でも参考になるのでは、というお話しでした。

 次に昭和大学病院乳腺外科准教授の明石定子先生が登壇し、「乳がんの予防と最新治療について」お話しされました。明石准教授は背が高い女性、運動をあまりしない人、閉経後の肥満女性は乳がんになるリスクが高く、また逆に大豆(イソフラボン)は乳がんを予防する効果が期待できそうだとお話されました。また、いいかげんな情報に惑わされることなく、医学的ファクトに基づいた生活習慣の見直しが大切だと強調されていたのが印象的でした。

 最後に中川恵一東京大学付属病院放射線科准教授が、「大人のがん教育」について講演されました。中川先生の講演をお聞きするのは2回目です。中川准教授によれば、がんの原因の1/3は喫煙、1/3は生活習慣、1/3は運だそうです。運というのはがんは老化による細胞の突然変異が原因のため、誰に起こるかわからないからだそうです。

 このうち、喫煙は肺がん、喉頭がん以外にも全身のがんのリスク因子になっているので、きっぱりやめるべき。生活習慣も健康な生活を心がけるべき。運に関しては、早期発見、早期治療を行えば、早期がんであれば90%以上が助かるため、検診は非常に重要だと強調されていました。そして、がん検診については、がん教育を子どもに行うことによって、低迷する受診率の向上が期待できるというお話でした。このあたりは、林教授の講演と同じ結論でした。

 また、がんの治療も手術以外に放射線療法もめざましい進歩を遂げており、さらに抗がん剤治療も含めて、治療の選択肢は広がっており、現在では通常の日常生活も十分可能だと話されていました。

 今年度、私は品川区議会厚生委員長となったので、武見先生、中川先生、さらに林先生などのご指導も受けながら、品川区のがん対策を強力に進めていかなければならないと思いました。



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