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2.8放射能に関する講演会に参加しました

2012-02-12
 2月8日(水)、荏原文化センターで品川区保健所主催の「放射能に関する講演会」~知っておきたい放射線のはなし~が開催されました。クリニックも休診日だったので、聴講しに行きました。

 私自身、放射能の講演は何回も行っており、自らの放射能の知識の再確認と最新の情報収集が目的でした。

 講演者の欅田(くぬぎだ)尚樹先生は放射線衛生学がご専門で、現在国立保健医療科学院の生活環境研究部長を務めていらっしゃる、放射線障害のエキスパートです。

 講演内容は、まず簡単に放射能の基礎について触れられた後、確率的影響と確定的影響のちがい、環境放射線と食品中の放射能についてスライドで示しながら、お話しされました。

 さらに、食品中のヨウ素、放射性セシウムの濃度分布、ホウレンソウ、原乳、牛肉、肉、卵、水産物、米の放射性物質の濃度と安全性確保について、食物の規格基準、次に福島県の子供の甲状腺内部被ばく線量検査結果、母乳中の検査結果、粉乳中の放射性物質の濃度について、お話しされました。

 最後に、原爆被害者の研究にもとずく放射線障害の詳しい解説、低線量でのがん発生の線量-効果モデルの説明と放射線障害のリスクと喫煙等の他の発がんリスクの比較についてもお話しされました。

 まとめとして、①危険と安全をよく検討してリスクを考える、②適切な放射線防御を行う、③情報を十分に開示する、④利害関係者(stakeholder)の参加が必要、を示されました。

 偏らない、現時点での講演内容としては、よくバランスをとってていねいにまとめてある、立派な講演でした。
 ただ、医学用語がときどき出てきたりして、一般の人には少し難しいかな、と感じる時がありました。

 私も講演後に自然放射線と人工放射線に何か違いがあるのか、本当の専門家のご意見を欅田先生にうかがいました。
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