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東京都品川区の小児科医区議会議員が、小児科外来最前線からみた品川の小児医療、子育て支援について語ります。
 千葉県小児科医会会長の「小児科プライマリケアの課題の将来」の内容は、少子化が進み、小児人口が減少し続け、また、予防接種の普及、各疾患ガイドラインの充実によって、急性の病気が減り、慢性の病気や医療ケア児の増加、発達障害や心身症などの増加など、小児科の対応する病気の構造が大きく変化してきたこと。

 そのために、地域の小児科医は、病気の治療、予防だけでなく、地域の子ども達の健全な心身の発達のために、育児支援に取り組まなければならない、という私に言わせれば、至極当然の、すでに私が何年も行ってきた活動の追認のようなお話でした。

 もちろん、私以外にも、多くの先進的な小児科の先生が、現在も全国のいたるところで同様な取り組みを実践していることは、今回の学会でも多くの報告がありました。



 講師の先生は、そのためには、アメリカ小児科学会が公表している、育児支援ガイドライン、Bright Futures (病気の診断治療、病気の予防、健康増進、予期される危機への助言指導)の日本版を作らなければならないことと、子育て世代包括支援センターの全国展開にあたっては、小児科医が多職種チームの中心にならなければならない、と2点を提言されました。

 品川区の地域医療、小児医療の展開にどのようにこの提言を生かすのか、秋の一般質問を考えていく中で、さらによく検討していきたいと思いました。