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東京都品川区の小児科医区議会議員が、小児科外来最前線からみた品川の小児医療、子育て支援について語ります。
 高知城歴史博物館の視察の後、徒歩でオーテピアに移動しました。
 まず、入館し、館内会議室で県立図書館館長からオーテピアについて、大まかな説明を受けました。



 オーテピアとは、高知県立図書館と高知市立図書館が、合築して建てられた全国初の図書館で、さらに、声と点字の図書館、高知みらい科学館の施設も有する、5階建ての複合施設です。そのため、館長もそれぞれ全部で4人いらっしゃる、ということでした。

 各館長のご案内で、施設を視察しました。

 まず、1階のオーテピア高知声と点字の図書館を見学しました。



 ここは、視覚に障害のある方のために、録音図書や点字図書、マルチメディアデイジー図書などが閲覧できるようになっており、視覚障害者のためのルーペや拡大読書機など機器の紹介展示コーナーもありました。



 2階から4階が、県立図書館と市立図書館が合体した、オーテピア高知図書館でした。



 全体的に木目が基調の、温かみのある、落ち着いた雰囲気の図書館でした。案内していただいた図書館のスタッフの方にお聞きしましたが、図書館の蔵書は県立、市立に分けることなく、ラベルを付けて一緒に展示してあるのだそうです。2人いる館長(県立、市立)も、業務を分けてあり、重なることはないというお話でした。



 2階には広大な一般図書や雑誌の展示コーナーのほかに、グループ室、静寂読書室、対面音訳室、共同楽習スペースなどの個別のスペースがあり、カウンターも総合カウンター、案内カウンター、調べもの案内デスク、こどもカウンターやセルフ貸出機など、さらにベビールーム、子ども用トイレ、おはなしの部屋など、至れり尽くせりで、ため息が出るほどでした。

 また、スタッフの方も終始館内を巡回し、いろいろ相談にのっているようでした。



 3階は、健康、安心、防災やビジネス、科学産業、高知資料コーナー、ことばと国際交流センターなど、やや専門的な図書が並んでいました。この階も、たくさんの人が読書をしていました。専門の医学書を見ている小学生がいたので、「将来、お医者さんになるのかい?」と声をかけた所、夏休みの宿題のために見ているのだ、という返事でした。
 夏休みのため、2階、3階は多数の親子連れが来館されており、ディズニーランド並みのにぎわいでした。

 4階は見学はしませんでしたが、ホール、研修室などがあるそうです。

 5階は、高知みらい科学館で、ここは図書館ではなく、博物館に近い施設で、宇宙・地球・科学体験ゾーン、高知の自然と生き物ゾーン、高知の科学・ものづくりゾーン、サイエンススクウェア、実験室、工作室に分かれていました。



 物理、化学、生物、地学の全ての理科の領域が、体験学習できるように構成されていて、夏休みということもあり、子どもたちが目を輝かせて、いろいろな設備にチャレンジしていました。



 実験室では、係りの方の指導で子どもたちがはんだ付けを行っていました。この施設の一番の人気はプラネタリウムで、入り口には親子連れの長蛇の列ができていました。



 このみらい科学館は、本当に素晴らしい施設でした。ここを訪れた子どもが、理科が好きになることは間違いなく、ぜひ品川区にも欲しい施設だと痛切に思いました。高知に行かれる予定のある方は、ぜひこの施設を訪問することをお勧めします。

 本日の午前中の視察はこれで終わり、昼食後、午後は「高知県立坂本龍馬記念館」を視察後、高知空港から帰京する予定でした。ところが、台風13号が東京を直撃する情勢になったため、午後の視察は中止し、急遽東京に戻ることになりました