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東京都品川区の小児科医区議会議員が、小児科外来最前線からみた品川の小児医療、子育て支援について語ります。
 2月18日(日)、日本医師会館で開催された、平成29年度母子保健講習会に参加しました。

 今回は、まず北澤潤厚労省子ども家庭局母子保健課課長が登壇し、「子育て世代包括支援センターの目指すもの」という基調講演が行われました。

2018子育て2018

 我が国の母子保健行政の歩みと子育て世代包括支援センターの設置に至った経緯、支援センターの具体的な業務について、さらに産前産後サポート、産後ケア事業、妊婦健診、乳幼児健診事業について、説明がありました。

 次に、岡野禎治三重大学教授が登壇し、「周産期メンタルヘルス支援を目指して」という題目で、周産期の精神疾患と早期介入について講演がありました。

 さらに小休止を挟んでから、「多職種連携による子育て支援を目指して」というテーマで、阪下和美国立成育医療センター総合診療科医員による米国の健診体制(Bright Future)の説明、相良洋子さがらレディスクリニック院長の周産期メンタルヘルスと多職種連携の報告、小枝達也国立成育医療センターこころの診療部長による発達障害幼児の支援という3題の発表がありました。

 品川区でもしながわネウボラネットワーク事業が始まり、子育て世代包括支援事業が進められています。すでに品川区で手が付けられている施策、まだ取り組みが行われていない領域など、品川区の現状を思い起こしながら、演者の先生の講演をお聞きしました。

 今回学んだ知識を今後の品川区の子育て支援施策に生かしていくように、政策要望をしっかり行わなければならないと思いながら帰途につきました。日は長くなりましたが、吹く風はまだまだ真冬の寒さでした。