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東京都品川区の小児科医区議会議員が、小児科外来最前線からみた品川の小児医療、子育て支援について語ります。
 10月25日(水)は宿泊した神戸市三宮からJR神戸線で甲南山手駅に向かい、甲南女子大学を訪問しました。甲南山手駅から近くの山腹に広がる、瀟洒な白亜の建造物群が、甲南女子大学のキャンパスでした。



 甲南女子大学は神戸市が行っている、「大学と連携した子育て支援事業」の実施大学の一つで、今回は同大学が行っている「甲南子育てひろば」を視察しました。

 まず、大学会議室で大森敏江副学長、稲垣由子学長補佐・人間科学部総合子ども学科教授、上田淑子子ども室長・人間科学部総合子ども学科教授、神戸市子ども家庭局こども青少年課北川哲也係長からお話を伺いました。



 はじめに、稲垣教授から子育てひろば開設の経過をお話しいただきました。甲南子育てひろばは、2004年10月に開設されました。
 稲垣教授は小児科医で、もともと東大小児科小林登教授の門下で、小林教授が甲南女子大の教授を退職した後を引き継いで、教授に就任されたのだそうです。ここに赴任して驚いたことは、女子大なのに託児施設がなかったことだったそうです。(東京の前の職場では、託児所が当然のことのように設置されていたのだそうです。)

 女子大学である大学が、地域の子育て家庭に貢献できると共に、子どもと係わる仕事を目指す学生はもとより、将来母親として子育てを行う可能性のある学生にとっても学びの場となり、親子関係はもとより、親同士子ども同士が自由に係わりながら、その関係を深めるために、大学内に子育てひろばを作ることを提唱し、その実現を働きかけ、2004年ついに国の「少子化社会対策要綱」に基づき、設置にこぎつけたということでした。

 2007年には、神戸市から「ひろば型」地域子育て支援事業として、地域に子育ての場を提供しているのだそうです。(この項、続く)