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東京都品川区の小児科医区議会議員が、小児科外来最前線からみた品川の小児医療、子育て支援について語ります。
 8月2日(水)は小型バスでホテルを出発し、まず「紀元杉」を見学しました。「紀元杉」は安房林道沿いにあり、バスから降りてみることができる巨大屋久杉です。
 「紀元杉」はその名の通り樹齢3000年以上の古木ですが、驚いたことに幹の周囲(胸高)は8mもありますが、高さ(樹高)が20mぐらいしかなかったことです。



 同行された屋久島公認ガイドの方のお話では、屋久島では台風を始め、強風が吹くために、杉の巨木はある高さになると幹が折れて、高く幹を伸ばすことはできないのだそうです。
 また一面苔むしていてこの苔を土壌代わりに、ヒノキ、ヤマグルマ、ヤマシャクナゲなどが幹から生えていて(着生)、土の上の木と同じように枝を伸ばしていました。

 今回同行された屋久島公認ガイドは、屋久島町が平成18年から運用を開始した、観光振興および環境保全のために認定した、有料で観光客に案内したり、解説したりする人の事です。
 現在約80名が活動しており、私たちに付いていただいた公認ガイドの方も、もともとは横浜市から移ってこられたということでした。

 一般に「屋久杉」と言われる杉は標高500m以上の山地に生えている、樹齢1000年以上の天然杉を指し、それより若い天然杉は「小杉」、海岸近くの植林された杉は「地杉(じすぎ)」と地元では呼び分けているのだそうです。



 「紀元杉」を見学した後、「ヤクスギランド」に行きました。「ヤクスギランド」は遊園地ではなく、安房川の支流荒川の上流地帯にある自然休養林です。世界自然遺産エリアには入っていないそうです。

 入口を入ると、名前からイメージできない清浄で静逸な、苔むした木々がうっそうと続く、神話の世界のような森林でした。アニメ映画「もののけ姫」は、この「ヤクスギランド」周辺がモデルとなったということでした。(続く)