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東京都品川区の小児科医区議会議員が、小児科外来最前線からみた品川の小児医療、子育て支援について語ります。
 3月15日(水)は、教育費の質疑を行いました。

 まず衛生費からの関連で、品川区の性教育の現状と、特に性感染症に関しては、専門家の医療関係者による講演会等による啓発が必要ではないかと、教育委員会の見解を求めました。
 さらに中教審の答申も紹介しながら、性教育に対する品川区の姿勢を問いました。

 次に、最近マスコミをにぎわせた、立川市のノロウイルス集団食中毒の発生に関連して、品川区の食中毒対策を質問しました。特に、マスコミの過剰報道にあおられて、学校現場において、生徒や父兄にノロウイルス検査を要求する類の、不適切な指導が起こらないよう、しっかり指導するよう要望しました。

 先月起こった、インフルエンザ罹患中の本区中学生の転落死について、質問しました。
 この事例は、インフルエンザの症状である異常行動によって引き起こされた可能性が強いこと、「リレンザ服用の中学生」という見出しは、いかにもリレンザの副作用だという印象操作となるきわめて不適切な見出しであり、「インフルエンザ罹患中の中学生が転落死」という表現が正しいと考えます。

 これに関連して、同じインフルエンザ治療薬のタミフルに関しても、「タミフルは異常行動を起こすが…」などと間違った報道記事があったことを指摘し、タミフル服用で特に異常行動を引き起こしやすいという事実はなく、大規模な国の疫学調査でも無投与群との間に異常行動出現に有意差はなかったこと、訴訟で争われていたが最高裁でタミフルが異常行動の原因と認められないという最終判決が昨年出されたことなどを紹介しました。その上で、冷静に遺族に寄り添う対応を区に要望したのです。

 区教育委員会からは、現状の説明が行われました。