FC2ブログ
東京都品川区の小児科医区議会議員が、小児科外来最前線からみた品川の小児医療、子育て支援について語ります。
 こどもみらい館には5つの機能があるのだそうです。

1.相談機能
 子育てに悩みや不安を持つ保護者のために、さまざまな相談を行っています。

 対面相談は、専門職員が、言葉の遅れや集団に入れない子どもや親の育児不安などに対して、カウンセリングやプレイセラピーを通して、相談にのっています。(26年度2521件)
 健康相談は、医師会などから派遣された医師や歯科医師が、健康全般についての相談事を担当しています。(26年度153件)
 電話相談は、研修を終えたボランティアが、電話によって、育児の悩み、保護者の人間関係、内面の悩みなど、さまざまな悩みごとの相談に乗っています。(26年度670件)

2.情報発信機能
 情報発信機能として、家庭の子育ての教育力、養育力を高めるため、各種子育て情報を、乳幼児の保護者、市民、保育所・幼稚園・関係者に提供しています。

 各種講座は列記すると、わらべうたあそびなど、遊びによって親子の触れ合いの大切さを学ぶ子育てパワーアップ講座(26年度2642名参加)、発達、アレルギー、しつけなど、今日的な課題をわかりやすく解説し、情報を提供する子育てセミナー(26年度130名参加)、子育て井戸端会議、館長の井戸端サロンでは自由に参加し、コーディネーターや小児科医が気軽に話し合える場の提供(それぞれ26年度1287名、504名参加)、乳児の親対象のすくすく教室(26年度115組)、テーマに従って親同士が話し合うほっこり子育てひろば(26年度353名)などが行われており、どれに参加しようか迷うほどの多種多彩な子育て講座が、年間を通して開催されているようです。



 さらに、子育て図書館が2階に併設されており、子育てに関する図書、大型絵本、ビデオやCD、DVDなど29000点が所蔵されています。
 毎日2回おはなし会、紙芝居、パネルシアターなど随時、絵本リサイクルなど、図書館を舞台にさまざまな活動も行われており、すばらしいと思いました。



3.子育て支援ネットワークの構築
 この施設では、200名のボランティアの方が研修を終えて登録されており、こども元気ランド、図書館、読み聞かせ、総合案内などで活発に活躍されているというお話でした。

 また、みらい館に登録された団体のサークル情報紙を置いたり、みらい館のホームページでサークルの紹介をしたり、子育てサークルの支援を行っています。

4.研修機能
 こどもみらい館には各種団体の事務所もあり、密に連携を取りながら、「共同機構」として、保育士、幼稚園教諭の資質向上の研修にも取り組んでいます。専門紙を発行したり、研修教材DVD、ビデオを制作し貸出したり、保育系学生を対象とした講座を実施したりしています。

5.研究機能
 こどもみらい館は、研究機能も有しており、保育所、幼稚園、私立・市立・国立の垣根を越えた共同機構として、研究プロジェクトを推進し、平成26年1月に報告会を行い、3月に報告書を作成しました。
 
 お話しを聞いて、実際に施設を見学して、率直に大変うらやましかったです。
 品川区も保育、教育ですばらしい実績を上げていますが、その活動を象徴する、このような旗艦施設がもしも品川区にもあれば、品川区の保育・教育における名声がさらに大きく広がっただろうと思いました。