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8.22外来小児科学会に参加しました

2015-08-23
 8月22日(土)、23日(日)の2日間、仙台で開催された第25回外来小児科学会年次集会に参加しました。臨床医として、アレルギー、ワクチン、感染症についての最新の医学的知識を学ぶことが目的でしたが、医療政策に関係するいくつかの演題も聴講しました。

 特別講演「東日本大震災からの教訓-新しい防災教育の取組」は、東北大学災害科学国際研究所の今村文彦教授が講演し、①東北の津波はほぼ想定された規模だった岩手はそれなりの被害でとどまったが、想定より数倍の津波が押し寄せた宮城や福島は甚大な被害を蒙ったこと、②過去の津波を、いろいろな専門家が多方面から研究することは津波の予知に大いに役立つこと、③今回の大震災の教訓を踏まえ、「減災教育事業」が必要、そのために東北大は減災ポケット「結」プロジェクトを立ち上げたことをお話しされました。品川区も防災対策が進められています。東北の取組が品川区の防災対策に生かせるか、検討してみたいと思いました。

 また、積極的勧奨が止まったままのHPVワクチンについて、「HPVワクチンを正しく理解するために」という講演を聴きました。子宮頚癌が20~30代女性で増加していること、HPVワクチンが前癌病変・高度異形成CIN3を抑えるという報告がオーストラリアやデンマークから行われたこと、「HPVワクチン接種後に生じた症状に対する診療の手引き」が医師会・医学会から公表されたこと、などの内容でした。

 今回の学会で学んだことを、品川区の医療・子育て施策に少しでも生かしていきたいと考えています。

2015外来
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