FC2ブログ

12.10子宮頸がんワクチンについて考えるシンポジウムに参加しました

2014-12-11
 12月10日(水)、日本医師会・日本医学会合同シンポジウム「子宮頸がんワクチンについて考える」が、日本医師会館で開催されたので、参加しました。

 講演者は、小西郁生日本産婦人科学会理事長・京大婦人科産科教授、倉根一郎国立感染症研究所副所長、西岡久寿樹東京医大医学総合研所長、横田俊平国際医療福祉大小児科教授、宮本信也筑波大人間系長、奥山伸彦JR東京総合病院小児科部長、池田修一信州大第三内科教授、牛田享宏愛知医大学際的痛みセンター教授の8人で、子宮頸がんを診療している側からみたHPVワクチンの評価と、HPVワクチン接種後に起きた慢性疼痛を診療している側からみたHPVワクチンの功罪についての発表がありました。

 子宮頚がんで苦しむ患者さんとHPVワクチン接種後に慢性の痛みに苦しむ患者さんの苦しみ、痛みをどのように受けとめ、医療者として最善をつくしていくのか、ほとんどの講演者の発表は同じ医療者の自分に突き刺さってくるものがありました。しかし自らの功名心と野心のために患者さんの苦悩を踏み台にするのは許されることではありません。

 各演者の発表の後に行われた総合討論では、参加者からの批判的な質問が多く集まった講演者もいましたが、大仰な自己宣伝ばかりではなく、実際に苦しんでいる患者さんと、臨床現場で苦悩しながら診療している一線の医療者の冷ややかな視線に、もっと謙虚になるべきだと思いました。


カテゴリ :活動 トラックバック:(-) コメント:(-)
tag :
<< topページへこのページの先頭へ >>