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9.3札幌市視察

2014-09-12
 9/3(水)は都市間高速バスあさひかわ号で旭川市から札幌市まで移動しました。到着後、まず札幌市役所を訪れ、厚別区の「あつべつ箱ものプロジェクト」の事業について、説明を受けました。何と市役所の前には、あの札幌時計台がありました(記念の写真)。



 北海道でも高齢化は進んでいますが、札幌市のみ高齢者数は増加しており、他の地域はすでに高齢者数は減少に転じているというお話でした。

 「あつべつ箱ものプロジェクト」とは、高齢化の進む札幌市の厚別区において、そこに住む高齢者が入院して自宅に帰ってきてからも、不安なく過ごせるよう、地域における医療介護職が相互理解と連携を深めるためのプロジェクト、なのだそうです。

 厚別区を大きな箱(空間的実態的な場)に見立てて、同じ空間の中で医療職、介護職がみんなで協力しよう!という思いが込められた命名なのだということでした。

 医療・介護連携は社会福祉士などの福祉専門職が中心になって、認知症、介護に関して事例検討会なども積極的に行い、病院職員と介護職員が「顔の見える連携」になるよう、合同勉強会も行ったり、「在宅情報提供書」を作成して、連携したりしているのだそうです。

 過去の厚生委員会の視察でも、地域における医療介護の連携についてはいろいろな先進的取り組みを見てきましたが、この地域では福祉の専門職の方が事業を牽引されているようで、お話を聞いていろいろと勉強になりました。



 午後は札幌市西区の知的障害者アートギャラリーである、「ともにアートギャラリー」を訪問しました。たくさんの障害者の方の絵がかざられた、きれいで小さなギャラリーでした。

 そもそもここは、染料会社の社長が篤志家で、自分の会社に知的障害者のための作業所を設けたのが嚆矢なのだそうです。その後、通所施設を運営しながら、障害児のお子さんを持つ銅版画家のご協力をいただき、障害者のための創作活動のプログラムを実施している、というお話を副施設長の方からうかがいました。



 掲げられている絵画もすばらしかったですが、この社長さんの生き方にも感動しました。世の中には、人ばかりを頼りにして、「○○は××に○○してやれ」と自分はいっさい手を汚さず、自腹を切ることもせず、要求ばかりする人も多いようですが、この社長のようにもくもくと社会貢献されている人には、こころから拍手を送りたいと思いました。
カテゴリ :地方自治 トラックバック:(-) コメント:(-)
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