東京都品川区の小児科医区議会議員が、小児科外来最前線からみた品川の小児医療、子育て支援について語ります。
 3月29日(水)、30日(木)、品川区議会自民党・子ども未来は、まもなく1周年になろうとしている震災後の熊本市を訪問し、現在の熊本市の復旧の状況について、視察を行いました。

 昨2016年秋に、品川区議会建設委員会がすでに熊本市役所を訪問し、行政から見た震災後の復旧状況を調査しています。そのため、今回の会派視察は、熊本商工会議所を訪れ、民間の立場からみた、震災後の復旧状況について調査を行うことになりました。
 
 まず、3月29日は早朝6時30分に羽田空港に会派議員は集合し、ソラシドエアで熊本に向かいました。阿蘇くまもと空港に到着後、レンタカーを借りて市内を目指しました。空港周辺の益城町は今回の地震で最も揺れや被害の大きい地区でしたが、地震の名残や痕跡は見られませんでした。

  市内に入り、まず熊本城を見学しました。二の丸駐車場から桜の馬場、城彩の苑にある歴史文化体験施設湧湧座で、熊本城の歴史について学びました。
 私が驚いたのは、今回熊本城が大きな被害を受けましたが、これらの多くは平成になってから再建された建物であり、古い時代に建てられた歴史的建造物ではなかったということです。実は熊本城は高度成長期のころから、少しづつ城郭を地道に再建していたのだそうです。まだ、熊本城には地震の爪痕が残されていました。

 
天守閣。屋根の瓦がまだ散乱しています。

 宇土櫓から望む。まだ、石垣が崩れた状態です。

 その後、熊本商工会議所を訪問し、木下総務部長、田村商工観光振興部長から、熊本地震直後から現在までの取り組みについて、説明を受けました。

 商工会議所は地震の翌日から相談窓口を開設し、会員の相談に乗ったのだそうです。地震直後は漠然とした不安や補助金、助成金、罹災証明の相談が多かったのですが、時間の経過とともに資金繰り、雇用問題など、事業再開に向けた具体的な相談事例が増えていったのだそうです。

  今後は創造的復興をスローガンに、官民一体で取り組みを強化したいが、人、物がなく、復旧がなかなか進んでいない、というお話でした。



 この日は熊本市内に宿泊し、翌日会派の議員は視察を続けましたが、私は朝一番の便で東京に戻り、午後からクリニックで診療を行いました。