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東京都品川区の小児科医区議会議員が、小児科外来最前線からみた品川の小児医療、子育て支援について語ります。
 6月14日(火)、荏原医師会館で行われた、品川区産後ケア(日帰り)事業の説明会に参加しました。

 この事業は、しながわネウボラネットワークの一環として、6月から始まった新事業で、第一ホテル東京シーフォートの客室フロアを品川区が借り上げ、1日4時間、1組の母親と乳児を助産師がお世話し、育児の方法、乳児と母親の健康管理と産後ケアについてアドバイスを行うというものです。

 事業説明に当たった荏原保健センター所長のお話では、すでの数組の利用があり、好評だったということでした。事業概要の説明の後、参加された産科、小児科の先生からは、生後60日未満ということだが、それ以降の乳児は利用できないのか、実際担当する助産師の方はどのような方で、医療機関へこのプロフィールの情報提供はないのか、この後の医療機関との連絡はどうなるのか、などの質問がありました。

 切れ目のない育児支援として、ネウボラネットワークの事業は重要な役割を果たすと考えます。しかし、事業の周知はまだまだです(今回参加されたほとんどの先生は、ネウボラネットワークをご存じありませんでした)。

 今後医師会、さらに利用される区民にも積極的な事業の広報が必要だと痛感しました。

 6月10日(金)、保健所保健予防課が開催した、平成28年度BCG接種講演会に参加しました。この会は、品川区がBCG接種の個別化に移行して2年たつこと、今年度からBCGが東京23区で相互乗り入れになるため、開催されるということでした。

 結核予防会結核研究所の森享先生が、講師として講演されました。内容は、①日本はまだ患者の多い、結核中進国であること、②ただし、乳児においては罹患率はきわめて低く、BCGの効果と考えられること、③BCGの接種は針痕で接種の良、不可がわかるため、接種技術の向上に努めなければならないこと、④結核に既感染である、コッホ現象についてしっかり認識する必要があること、などでした。

 医師会からの参加者は多くなかったですが、今日の講演をしっかり踏まえた、品川区の結核対策を考えていかなければならないと思いました。

 5月31日(火)、きゅりあん7階イベントホールで、「第1回品川区議会 議会報告会」が開催されました。

 この催しは、品川区民の方に、品川区議会の活動を直接ご報告するとともに、直接議員が区民の皆様からご意見を伺うという趣旨で開かれたものです。
 会は2部構成になっており、1部は区議会常任委員会(総務、区民、厚生、建設、文教の各委員会の5つ)と予算特別委員会の委員長による活動の報告、第2部は参加者がそれぞれのテーブルに分かれ(議員も)、各テーブルごとに議員と参加者が区報やその他のテーマについて自由討論し、アンケートを記載していただき、後日まとめて集計し、回答するというものでした。



 約140人の区民の方が集まり、会は盛況でした。すべての会派の議員が協力して行ったので、第1部はなごやかに進行しました。各テーブルに分かれた意見交換会は、盛り上がっているテーブルと少し盛り上がっていないテーブルがありました。私のテーブルにはクリニックの患者さんがいらして、いろいろお話を伺いました。

 終わってみてこのような会の開催は、議会と区民の距離を縮める、非常に良い企画だと実感できました。また、日頃政策についてはいがみあっている(?)区議会議員が、みなでなかよく協力して準備、進行を行ったことは私にとっては新鮮な感動でした。

 私と共産党の鈴木ひろ子さん(看護師の資格あり)が救急対応係で、救急箱も準備し(公明党の新妻さん協力)、AEDの場所も確認しておきましたが、出動する機会がなくてこちらもよかったです。

 5月26日(木)、区議会臨時会が招集され、開催されました。
 
 この会で本年度の常任委員会の委員も決まり、私は今期も文教委員会に所属することになりました。待機児童対策、学校におけるアレルギー対応、食育の推進、感染症の流行対策、いじめと心の教育など、山積みする諸問題を、文教委員として品川の子ども達のために、全力で取り組んでいきたいと決意しています。