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3.30坂井市視察1 坂井市本庁舎

2016-04-08
 3月30日(水)は、まず坂井市庁舎で、私たち品川区議団と坂井市の市長、副市長、教育長、市の幹部、坂井市議会議員の方々の間で意見交換が行われました。



 坂井市側は、4つの会派の議員20名近くが出席されました。坂井市議会は議員定数が26名なので、7割以上の議員の方が参加されており、品川区との連携に大きな期待と熱意をお持ちなことがひしひしと感じられました。

 最初に坂本坂井市長のご挨拶があり、その後、坂井市と東京都品川区がどのように連携し、それぞれの発展に繋げていくか、いろいろと活発な意見交換が行われました。
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3.29坂井市視察4 三国湊

2016-04-06
 坂井市本庁舎での研修が終わった後、坂井市会議員の方々のご案内で、三国湊の視察に向かいました。

 三国湊は、江戸時代から明治初期まで北前船交易で大いに栄えた、九頭竜河口の港町です。明治期に鉄道の発達で衰退してしまいましたが、江戸時代は豪商の家屋が立ち並び、品川と並ぶ遊郭を持つ大交易港だったようです。

 現在も往時を偲ぶ旧家や町並みなどが残されており、観光資源として町の振興に結び付ける活動や、空き店舗や蔵をにぎわいづくりに活用する「三国湊町家プロジェクト」も進められているそうです。

 マチノクラ(写真上)、旧岸名家(写真中)、旧森田銀行本店、詰所三國、旧大木道具店(写真下)などを見学し、今日の視察は終わりました。



  マチノクラは三國湊の海運と文学がテーマのミニ資料館で、竹下景子さん主演の「文学の故郷を彩った女たち」という三国湊の歴史を紹介する映像作品を、資料館内の大スクリーンで視聴させていただきました。

 近代文学のサロンともいわれた、三好達治、高見順なども三國湊に縁のある作家として、紹介されていました。




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3.29坂井市視察3 シティセールス

2016-04-06
 続いて、坂井市のシティセールスについて、説明を受けました。
 地方創生のために坂井市は総合政策部のなかに、シティセールス推進課を立ち上げ、活発なPRを行っています。
 具体的には、
①越前織のストラップを用いた、全国シティセールスデザインコンテスト(ストラップのデザインを各自治体が競うコンテスト)を開催
②マスコミ(日経)を巻き込んだ、中目黒での海産物フェア開催(日経新聞で取り上げてもらう)
③品川区をターゲットにした、地酒、特産米(花あかり)の特売(戸越銀座、武蔵小山)、越前がにの紹介イベント(しながわ水族館)
④日本一短い手紙のまちのPRで坂井市の中学生、高校生が全国行脚。長崎市長に面会も。
⑤全国シティプロモーションサミット開催予定-2016.10月開催予定
⑥特別区全国連携プロジェクト(品川区と連携)
⑦ちくちくぼんぼんリノベーションPR事業
⑧現存12天主同盟(天守閣が現存する12の城の地元自治体の連携)の連携
などの紹介がありました。

 特に東京特別区との結びつきを重視されているようで、品川区との連携に大きな期待をもたれていることがよくわかりました。
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3.29坂井市視察2 ふるさと納税

2016-04-05
 昼食を食べた後は坂井市役所に移動し、「ふるさと納税について」と「シティセールスについて」のお話を、坂井市担当者(総務部企画情報課次長、総務部秘書広報課シティセールス推進室長)から伺いました。



 まず、ふるさと納税について説明を受けました。

 「ふるさと納税」とは、地方で生まれ育った人や都市部に住む人が、ふるさとに納税をすることで、都市部にいながら地方を応援することになるという、税制優遇制度です。

 地方間の格差や過疎などによる税収の減少に悩む自治体側からの構想として、西川一誠福井県知事が2006年10月に「故郷寄付金控除」の導入を提言したのが、ふるさと納税の始まりといわれています。地方間格差を解消するために、2015年からは寄付金額の上限が引き上げられるなど、国も積極的にこの制度を推進しており、2013年にはふるさと納税制度によって、161億円が地方に寄付されたと報告されています。

 しかし、納税の見返りとして「お礼の品」を各自治体が競い合って、豪華にしたり、高額な商品を送ったりして、問題となってきました。地方を応援するためではなく、豪華な賞品を目当てに、ふるさと納税として高額な寄付を行う人もいるようです。このような動きに対して、総務省も2016年4月1日、再度全国の自治体に対し、ふるさと納税へのお礼(特典)として、お金に換えやすい商品券や家電などを贈らないよう文書で要請しています。

 その一方で、逆に都市部ではふるさと納税によって、本来入るべき税が地方に流れ、税収入が減少するという事態が起こっています。品川区でも、区民のふるさと納税により(区民が地方へ寄付することにより)、億単位の税収が減少しています。その結果は、区民のために行われる区の事業の執行に、影響が出ることになるのです。

 今回、ふるさと納税に対し、県知事が音頭取りだった福井県の自治体である坂井市の見解をお聞きしました。当然、過疎に悩む地方の立場から、積極的に推進する意見が出るものと思っていました。

 まず、説明に先立ち、ビデオの上映が始まりました。 2015年1月19日に放映された「NHKニュース おはよう日本」の録画で、 「ふるさと納税」に取り組む3自治体が取り上げられていました。

 大阪府泉佐野市は、関西空港の開港にともなう再開発事業の失敗などで、債務が約1700億円近くに達しており、ふるさと納税のお礼の品を拡充し、集まった寄付金でいろいろな事業を行っているのだそうです。茨城県筑西市は、5万円以上の寄付した人だけに送っていたお礼の品を、1万円以上寄付で5000円相当、48種類とお礼の品を見なおしたところ、寄付金が倍増し、「流れに乗り遅れないようにやっていきたい」と担当者が答えていました。この2つの自治体は、お礼の品を拡大することによって、積極的に多額の寄付金を集める考えの自治体のようでした。

 これに対し、福井県坂井市は、ふるさと納税のお礼の品は、感謝状と市の広報誌と「母への想い」という本のみで、市の担当者は「お礼の品で競い合えば、寄付は一過性のものに終わってしまう。他から新しい豪華なお礼が出てくれば、寄付者はそちらの自治体に目をむけてしまう。本当に市の事業を理解してくれて、応援してくれる人からだけ寄付をいただきたい。」と話していました。

 坂井市は寄付金を集めるために、市民から公募した政策メニューを提示し(みんなで子どもの安全を守りたい、こどもかけこみ所の表示板新設、電気自動車充電ステーション整備、歴史と文化の薫るまちづくり事業、ゆりの里グレードアップ事業、さかいマイロード事業、一筆啓上のまち丸岡を全国に発信する事業)、どの事業にいくら寄付するか、具体的な使途も指定して、寄付金を募っています。パンフレットを示します。



 NHKの録画を見終わってから、説明が始まりました。担当の方(NHKの番組に出演されていた方でした)の説明は、
①坂井市は豪華なお礼はしない。寄付のお礼は、市の広報紙と「母への想い」という小冊子と感謝状のみ。
②寄付は事業を指定して行ってもらう。少額でよい。リピーター歓迎。(リピーター率は現在33.3%)
③平成27年度は寄付総額は、2,974,754円で、大体300万前後で安定している。平成27年はふるさと納税者数は61人。過去8年間で東京都からはのべ81人、うち品川区は東品川在住の1名からの寄付があった。
というものでした。

 坂井市が、お返しを豪華にすることでやみくもに寄付金を増やそうと考える、ふるさと納税の意味を考えようともしない、浮ついた自治体ではなく、堅実で思慮深い、ふるさと納税の取り組みを行っている自治体であることを知り、感動しました。

 そして、坂井市と品川区が連携することは、素晴らしいことだと思いました。
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3.29坂井市視察1 ちくちくぼんぼん

2016-04-04
 2016年3月29日(火)、視察初日はまず、羽田空港から小松空港へ全日空機で移動しました。小松空港からはバスに乗り換え、最初の訪問地、竹田農山村交流センター「ちくちくぼんぼん」を訪れました。

 福井県坂井市は、面積210km²、人口91900人、福井県北東部に位置する第2の都市です。2006年、三国町、坂井町、丸岡町、春江町の4町が合併して、誕生しました。



 竹田地区は坂井市東部にあり、静かな山あいの里で、じねんじょやぜんまい、そばや油揚げが特産なのだそうです。しかし、急速に過疎化が進み、2000年から2010年までに25%と人口が減少し、住民の高齢化も進んでいるということでした。

 この竹田地区を活性化し、こどもや若者の夢と心を育む竹田の里にするための、竹田水車メロディーパークやたけだ風の谷プレーパーク、そしてこれから旧竹田保育所跡に開設される山の幸をメインとしたフランスレストランなど、さまざまな施設が作られていくようです。

 これらの利用する人たちの宿泊施設として、今年9月に開所するのが、「坂井市竹田地農山村交流センター」(愛称「ちくちくぼんぼん」)です。この施設は、廃校になった小学校を利活用した宿泊型の農山村交流体験施設だそうで、坂井市総務部企画情報課の方から、お話を伺いました。



 この「ちくちくぼんぼん」の名称は、地元福井市の仁愛女子短大の学生と地元住民がワークショップを開催して、親しみやすい愛称ということで決めたそうです。廃校校舎は、宿泊定員95名、全9部屋、食堂100人収容、体験ホールや交流ホールもある、立派な施設に再生されていました。上写真は建物の全景(坂井市提供)、下写真は食堂です。





 品川区からも、ぜひ宿泊に来てほしいというお話でした。羽田から40分で小松空港に到着すること、北陸新幹線が金沢まで延伸されたことにより、福井県はずいぶん身近になってきています。坂井市の市街地から、車で20分の鄙びたこの自然豊かな山村で過ごす1日は、確かに魅力的だと思いました。

 竹田地区にある「山あいの宿なかがわ」で昼食をとりました。地元の特産品がふんだんに使われていました。写真には写っていませんが、いのししの肉、イワナのさしみ、塩焼きなども運ばれてきて、食べきれないほどでした。


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