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東京都品川区の小児科医区議会議員が、小児科外来最前線からみた品川の小児医療、子育て支援について語ります。
 9月8日(土)、私のクリニック主催で、「鈴の木こどもクリニック-母とこどもの講演会」を荏原保健センターで行いました。これは毎年初秋に行っており、今年で20年目、のべ21回を数えます。

 今回はVPD名誉理事長薗部友良先生にワクチンについての解説、国立国際医療研究センターの鬼塚礼子先生に健やかな発達を促す子育てについて、それぞれ講演していただきました。

 また、当クリニック看護師の鈴木晴奈さんと私で、実際の粉薬の飲ませ方、座薬の入れ方、水分のとり方の実技演習を行いました。

 お子さま連れの参加者が多いため、講演の合間には当クリニックのスタッフの踊りも披露し、楽しい会になりました。





 「児童発達支援事業の実際と療育業界の動向」は、発達障害の早期発見、早期療育に取り組んでいる、NPO法人理事長の講演でした。

 成人になる前に、発達障害を発見し、療育に結び付けることが重要だということと、国の動向が「我が事、丸ごと」と老人、障害者などすべてを、地域が支える包括ケアプランを考えている、とお話されました。

 発達障害が疑われる児がいたら、なるべく早く、近くの児童発達支援事業所を紹介してほしい。その時、事業所を評価する目安は、「送迎サービスをしない」こと。
 なぜなら、送迎サービスを行う事業所は、業務だけが忙しく、質の担保が行われていない可能性があるから、だそうです。

 非常に勉強になる講演でしたが、どのように品川区の事業に応用していくのか、もう少し自分なりの考えをまとめる必要がある、と感じました。



 千葉県小児科医会会長の「小児科プライマリケアの課題の将来」の内容は、少子化が進み、小児人口が減少し続け、また、予防接種の普及、各疾患ガイドラインの充実によって、急性の病気が減り、慢性の病気や医療ケア児の増加、発達障害や心身症などの増加など、小児科の対応する病気の構造が大きく変化してきたこと。

 そのために、地域の小児科医は、病気の治療、予防だけでなく、地域の子ども達の健全な心身の発達のために、育児支援に取り組まなければならない、という私に言わせれば、至極当然の、すでに私が何年も行ってきた活動の追認のようなお話でした。

 もちろん、私以外にも、多くの先進的な小児科の先生が、現在も全国のいたるところで同様な取り組みを実践していることは、今回の学会でも多くの報告がありました。



 講師の先生は、そのためには、アメリカ小児科学会が公表している、育児支援ガイドライン、Bright Futures (病気の診断治療、病気の予防、健康増進、予期される危機への助言指導)の日本版を作らなければならないことと、子育て世代包括支援センターの全国展開にあたっては、小児科医が多職種チームの中心にならなければならない、と2点を提言されました。

 品川区の地域医療、小児医療の展開にどのようにこの提言を生かすのか、秋の一般質問を考えていく中で、さらによく検討していきたいと思いました。

 8月25日(土)、8月26日(日)は、外来小児科学会に参加しました。この学会は、一般的な医療のみならず、子育て支援の活動や施策などについても話し合う、小児科医としてだけでなく、区議会議員としてもいろいろ勉強にある学会で、毎年参加しています。

 今年は三木小のOBの千葉の先生が会長で、会場は有楽町の東京国際フォーラムでした。クリニックのスタッフ3名と、参加しました。



 世田谷区長のネウボラの講演などもありましたが、私は「児童発達支援の実際と療育業界の動向」というNPO理事長の講演と、「小児科プライマリケアの課題と将来」という千葉県小児科医会会長の講演を聴講しました。
 以下、講演の紹介をいたします。

 7月18日(水)から、品川区各種団体からの政策要望ヒアリングが始まりました。

 この会合は、自民党・子ども未来会派に対し、品川で活動している各種の団体から、次年度の予算要望、各団体の活動の紹介が行われるものです。

 無所属議員として、1人で活動しているときは、いくつかの医療関係の団体の要望しかお聞きすることができませんでしたが、自民党と統一会派を組むことによって、無所属の私でも、さまざまな団体からのお話が聞けて、大変勉強になっています。

 いろいろな品川区の団体の活動を応援しつつ、私の直接かかわる医療・子育て支援の政策をしっかりと実現するために、さらに力を注がなければならないと思いました。



 5月25日(金)は、きゅりあん7階イベントホールで行われた、平成30年度品川区立小学校PTA連合会歓送迎会に出席しました。午後6時から会は始まりましたが、クリニックでの診療が終わらず、会場についたのは式のあいさつなどが終わったあとでした。

 品川区は教育ルネッサンスを掲げて、コミュニティ・スクールを展開していこうとしていますが、PTAには引き続き大きな役割が期待されています。

 学事制度審議会の答申も出て、品川区の教育も大きく変わろうとしていますが、PTAの会員の方々とともに、小さな品川区民のために本年も力いっぱい活動していきたいと思いました。



 4月8日(日)は、東京国際フォーラムで開催された、第28回外来小児科学会春季カンファレンスに参加しました。外来小児科学会は小児科医の小児科診療と小児保健、特に社会的活動について、研究発表の多い学会です。
 
 今回は、子ども支援・子育て支援のシンポジウムに参加しました。

 講演が4題あり、並木美砂子浦安市少子化対策室員から「浦安市の妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援について」、三平元ひがしまつど小児科院長から「児童虐待防止にむけた、地方公共団体と医療機関との連携の実際」、和田浩健和会病院医師から「貧困問題から見た親子への支援のあり方」、三次祐也NPOポケットサポート代表から「病気による困難を抱えた子どもたちの支援」の発表があり、その後討論となりました。



 講演は一般の小児科医師にとっては、あまりなじみのない内容だったかもしれませんが、私にとっては品川区の子育て支援施策の中で日常行っている、議員活動と重なっているため、よく理解できました。

 品川区の現状と比較しながら、講演を聞きました。そして、今回の講演内容を今後の活動に生かしたいと強く思いました。

 3月34日(土)に、東京都医師会が行った「平成29年度予防接種講演会」に参加しました。

 まず、東京都医師会の予防接種委員会の先生から、予防接種不適切接種事例のまとめとリスクマネイジメントについて、講演がありました。

 品川区ではケルビムこどもクリニックによる多数のワクチンを混ぜて接種するという、考えられない不適切事例がありましたが、今回報告を聞くと、このような故意の不適切ではなく、様々なミスによる不適切事例が少なくないということでした。私のクリニックでも不適切事例を起こさぬよう、注意しなければならないと思いました。

 国立感染症研究所感染症疫学センターの多屋馨子室長と、東京都医師会予防接種委員会の和田紀之委員長から、最近の予防接種の話題と今後の課題について、講演がありました。

 麻疹は外国から依然として散発的に持ち込まれていること、風疹を2020年までに根絶するには成人男性へのワクチン接種の取り組みを強化しなければならないこと、水痘予防には帯状疱疹対策も併せて考えなければならないこと、流行性耳下腺炎流行に対しては、2回接種が必要なことが述べられました。

 また、高齢者肺炎球菌ワクチンには結合型プレベナーワクチンも有効なこと、現在流行している百日咳には強力な対策が必要なこと、具体的にはDPTワクチン復活と正確な検査であるランプ法を行うことが重要なのだそうです。ポリオとジフテリアの世界での流行状況の報告、定期接種になったB型肝炎ワクチンを成人への広げること、HPVワクチン再開が待ったなしの状況であること、などについて詳しい解説が行われました。

 この講演を聞いて、私のクリニックでも、品川区における感染予防対策でも、さらに予防接種の重要性の啓発と予防接種の新しいアプローチを強力に行わなければならないと、強く思いました。



 3月15日(木)は、荏原医師会講演会に参加しました。講師は今井孝成昭和大小児科講師で、「適切なアナフィラキシー対応」という内容でした。

 食物アレルギーの誤食事故で問題になるアナフィラキシーですが、まず初期対応で緊急性があるかどうかの見定めが重要だと話されました。そして、緊急性が高いときは迷わず、エピペンを打つことが必要だと力説されました。私もエピペンの必要性を議会でも発言し、エピペンを実際委員会の場で供覧したことを思い出しました。

  今井先生は品川区教育委員会の食物アレルギー対応の指導いただいているアレルギー専門医で、講演の後、私も品川区の実際の食物アレルギー対応の事例について、ご意見を伺いました。今後とも、必要な時は今井先生ともご相談して、品川区学校の食物アレルギー対応の着実な実施に力を尽くしたいと思いました。



 2月9日(金)は、シェラトン都ホテルで開催された、幼児教育懇談会に出席しました。この会は、私立の幼稚園の園長先生、保護者代表の方と、区の担当者、議員が集まって幼児教育について語り、懇親を深める会で、盛大に行われました。

 私も近隣の幼稚園の園長先生と園運営のご苦労など、いろいろとお話を伺いました。また、クリニックの患者さんもいらして、何人か、ご挨拶をいただきました。