東京都品川区の小児科医区議会議員が、小児科外来最前線からみた品川の小児医療、子育て支援について語ります。
 5月26日(金)、第1回品川区議会臨時会が開かれました。

 この臨時会は、平成29年度の議会構成、すなわち各議員の委員会配置と議会の正副議長、各常任委員会(総務、区民、建設、厚生、文教)、議会運営委員会、特別委員会(行革、オリンピックパラリンピック)の正副委員長を決める会議です。

 私は今期も文教委員会に所属し、副委員長に選ばれました。文教委員会の副委員長として、つる委員長(公明党)とともに、待機児童対策を始めとする保育・子育て施策、義務教育学校、コミュニティスクールの発展を始めとする教育施策に全力で取り組んでいきたいと思います。

 5月13日(土)、きゅりあんで第2回品川区議会議会報告会が開かれました。私もクリニックの午前診療を切り上げて、きゅりあんに集合しました。議員と区議会事務局員で、まず会場の設営を行いました。

 天候は良くなく、雨が降っていました。午後から天気は大荒れになる、という予報もあり、前回に比べて参加された区民が50名ほどで少なかったことが残念でした。各常任委員長、特別委員長の区政報告と第2部はクイズ、災害対策についてのテーブルごとの話し合いが行われました。さすがに2回目なので、進行はスムーズでした。

 マンネリにならず、毎回区民の方に参加していただけるよう、さらに内容を洗練させていかなければならないと感じました。



 3月29日(水)、30日(木)、品川区議会自民党・子ども未来は、まもなく1周年になろうとしている震災後の熊本市を訪問し、現在の熊本市の復旧の状況について、視察を行いました。

 昨2016年秋に、品川区議会建設委員会がすでに熊本市役所を訪問し、行政から見た震災後の復旧状況を調査しています。そのため、今回の会派視察は、熊本商工会議所を訪れ、民間の立場からみた、震災後の復旧状況について調査を行うことになりました。
 
 まず、3月29日は早朝6時30分に羽田空港に会派議員は集合し、ソラシドエアで熊本に向かいました。阿蘇くまもと空港に到着後、レンタカーを借りて市内を目指しました。空港周辺の益城町は今回の地震で最も揺れや被害の大きい地区でしたが、地震の名残や痕跡は見られませんでした。

  市内に入り、まず熊本城を見学しました。二の丸駐車場から桜の馬場、城彩の苑にある歴史文化体験施設湧湧座で、熊本城の歴史について学びました。
 私が驚いたのは、今回熊本城が大きな被害を受けましたが、これらの多くは平成になってから再建された建物であり、古い時代に建てられた歴史的建造物ではなかったということです。実は熊本城は高度成長期のころから、少しづつ城郭を地道に再建していたのだそうです。まだ、熊本城には地震の爪痕が残されていました。

 
天守閣。屋根の瓦がまだ散乱しています。

 宇土櫓から望む。まだ、石垣が崩れた状態です。

 その後、熊本商工会議所を訪問し、木下総務部長、田村商工観光振興部長から、熊本地震直後から現在までの取り組みについて、説明を受けました。

 商工会議所は地震の翌日から相談窓口を開設し、会員の相談に乗ったのだそうです。地震直後は漠然とした不安や補助金、助成金、罹災証明の相談が多かったのですが、時間の経過とともに資金繰り、雇用問題など、事業再開に向けた具体的な相談事例が増えていったのだそうです。

  今後は創造的復興をスローガンに、官民一体で取り組みを強化したいが、人、物がなく、復旧がなかなか進んでいない、というお話でした。



 この日は熊本市内に宿泊し、翌日会派の議員は視察を続けましたが、私は朝一番の便で東京に戻り、午後からクリニックで診療を行いました。

 3月21日(火)は、きゅりあんで開催された、品川区制70周年記念式典に出席しました。前にも触れましたが、品川区と荏原区が合体して、品川区になったのが70年前でした。

 クリニックの診察の合間のあわただしい参加でしたが、いろいろな団体が区長から区政功労感謝状を贈られているのをみて、品川区にはいろいろな団体が、さまざまな活動を行っているのだと実感できました。

 私のクリニックも小さな存在ですが、今回表彰された諸団体と同じように、品川区のために少しでも貢献できればと思いました。



 3月15日(水)は、教育費の質疑を行いました。

 まず衛生費からの関連で、品川区の性教育の現状と、特に性感染症に関しては、専門家の医療関係者による講演会等による啓発が必要ではないかと、教育委員会の見解を求めました。
 さらに中教審の答申も紹介しながら、性教育に対する品川区の姿勢を問いました。

 次に、最近マスコミをにぎわせた、立川市のノロウイルス集団食中毒の発生に関連して、品川区の食中毒対策を質問しました。特に、マスコミの過剰報道にあおられて、学校現場において、生徒や父兄にノロウイルス検査を要求する類の、不適切な指導が起こらないよう、しっかり指導するよう要望しました。

 先月起こった、インフルエンザ罹患中の本区中学生の転落死について、質問しました。
 この事例は、インフルエンザの症状である異常行動によって引き起こされた可能性が強いこと、「リレンザ服用の中学生」という見出しは、いかにもリレンザの副作用だという印象操作となるきわめて不適切な見出しであり、「インフルエンザ罹患中の中学生が転落死」という表現が正しいと考えます。

 これに関連して、同じインフルエンザ治療薬のタミフルに関しても、「タミフルは異常行動を起こすが…」などと間違った報道記事があったことを指摘し、タミフル服用で特に異常行動を引き起こしやすいという事実はなく、大規模な国の疫学調査でも無投与群との間に異常行動出現に有意差はなかったこと、訴訟で争われていたが最高裁でタミフルが異常行動の原因と認められないという最終判決が昨年出されたことなどを紹介しました。その上で、冷静に遺族に寄り添う対応を区に要望したのです。

 区教育委員会からは、現状の説明が行われました。